vsトリニダード・トバゴ 代表戦レビュー

日本は3-6-1、トバコは4-3-3の布陣。キリンチャレンジカップはサッカーやってるの?って感じのチーム連れてきたけどいざ試合やってみるとスコアレスドロー。え、日本??


日本が見せた攻撃のパターンといえばカットインからのアーリークロスか中嶋とかのロングシュート。ラスト15分ぐらいは相手がバテバテでワンサイドゲームだったけどそれでも得点できない日本。相手のキーパーも上手かったけど日本の攻撃が良くなかった。

まずアーリークロスだけど相手のDFは背がでかくて日本の前線にはターゲットになる選手がそんなにいない。なのにDFにとって相手とボールを同時に見やすい、かつクリアしやすいアーリークロスをなぜあげ続けたのか。

サイドから攻撃する長友と堂安の利き足が内側にあるからそうなったんだけどあんなに簡単に跳ね返されてたら低くて早いクロスとかキーパーとDFラインの間狙ったクロスに切り替えても良かったと思う。
後半6分ぐらいに酒井がゴールライン際でクロスあげてたけどああいうのがもっと欲しかった。

あとロングシュート。中嶋はこの試合、最初のタッチで外に開いた長友を無視してロングシュート。1プレー目だし簡単にやったのと相手にシュートを意識させてあとのプレーでパスとかドリブルをしやすくしたんだと思ってたけど中嶋はずっとロングシュートを狙っててもうちょいゆっくり攻めても良くない?って場面が多々あった。中嶋だけのせいじゃないけど堂安とか大迫とのコンビネーションもうちょい見たかった…


後半になって前半消えてた大迫がサイドの攻撃に絡んだりと修正されてたとこがあったけど前半中に選手間での修正が欲しかった。柴崎がキャプテンだったけど柴崎って本田とか長谷部みたいに試合中に指揮しなさそうだし、今の日本にはピッチ上で修正できる選手が必要。

相手の攻撃は日本よりも単調でカウンター狙い。冨安の個の強さが光り、ことごとく跳ね返してたのが良かった。畠中や昌子のサイドが抜かれて危ないシーンは何度かあったけど。

あと気になったのは前線からのプレス。中嶋とかが相手サイドバックにプレスかけても大迫がセンターバックにプレスかけれてなかったりして連動した守備ができてなかった。大迫は相手のボランチ見てたからプレスが遅れてたんだと思うけど今日の相手は後ろの繋ぎがしっかりしてるわけではないのにあんな不効率な守備してたらコパとかやばそう。まあコパとキリンではメンバーが全然違うけどポイチがその辺の戦術を徹底してないってことが分かる。


良くなかった日本。エルサルバドル戦でメンバーどれだけ変えるのか分からないけど久保くんが出て活躍するのを願ってます。

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